クライアントの声(井上勝 様<仮名>)
前回、本を参考にアドリブで本番に臨む、しかし頭の中が真っ白に……
■ 井上様について教えてください。
井上勝です。印刷関連会社の社長をやっております。
新郎は会社を立ち上げてからずっと、苦楽をともにしてきた人間です。最初の数年間は社員として働いてくれ、その後「のれん分け」のような形で独立しましたが、本当によく成長したと思います。
■ 作成コースを教えてください。
電話取材「早割コース」でお願いしました。インタビューの後、振り込みで支払い処理が終わったのが9月28日の9時すぎ、原稿は30日の14時ぐらいにセブンイレブンのネットプリントで受け取りました。
実は今回のスピーチより前に、一度結婚式で主賓のあいさつをしたことがあります。その時は「何とかなるだろう」という安易な考えで、作成例の本に書いてあったスピーチを参考にアドリブで本番に臨みました。しかし、結果は大失敗でして、頭の中が真っ白になってしまい、しどろもどろの話をしてしまいました。
詳しくはこれからお話ししますが、「文章のプロ」である近藤さんに助けてもらったおかげで、今回は無事に大役を果たすことができました。本当に嬉しく、感謝の一言に尽きると思っています。
昨年の12月、図書館でスピーチ例文の本を借りる。「何とかなる」
■ それでは前回のスピーチの話から伺います。スピーチの例文を参考にされたとのことでした。どのような準備をされたのでしょうか。
「結婚式のスピーチ例文集」といった内容の本が図書館にありましたので、一冊借りてきました。昨年の12月のことです。ただ、内容をじっくり読んだり、自分の立場に当てはめて下書きをすることすらやりませんでした。目についた文章の一つを自分なりに読んでみて、組み立てをイメージし、「あとは本番で上手くやってやろう」といった感じでしたね。完全に「油断」していたと思います。
■ 普段、人前でお話しになることはありますか。
あまりありません。会社で行う朝礼も最近は専務に任せることが多いです。
しかし、結局しどろもどろのスピーチになってしまい失敗
■ 話しにくい内容で恐縮ですが、12月のスピーチはどのような結果になったのでしょうか。
最初に型どおりのあいさつがあって、新郎の紹介、そして励ましの言葉、こんなイメージは頭の中にあったのですが、やはり結婚式の本番は独特の緊張感があって、「言葉が出てこない」という状態になりました。頭の中が真っ白になり、どんなことを話したのかよく覚えていません。
今年の10月に、二度目の主賓スピーチ、「今回は失敗できない」
■ それでは、今回のスピーチについて伺います。前回の結果を踏まえてどのようなことを考えましたか。
「今回はきちんと話をしたい」「失敗はできない」当然かも知れませんが、この気持ちで一杯でした。できるだけ多くの情報を手に入れて内容を考えたいと思い、インターネットでいろんなホームページを見に行きました。
スピーチの例文も見ましたが、偶然見つけた近藤さんの代筆サービスが気になりまして、中身を確認しました。わかりやすく説明していて、「なるほど」と思いました。
■ スピーチの代筆サービスがあるということは、今回初めて知りましたか。
はい。珍しい仕事だと思いましたが、しっかりした内容だと感じましたので、お願いすることにしました。
近藤スピーチライターに電話「俺の気持ちを分かってくれている」
■ 近藤スピーチライターとのやりとりについて教えてください。
他のお客さんのインタビューや作成例を見ましたので、だいたいは分かっていましたが、「質問」が上手い人だなと思いました。私はほとんど「答え」をいうだけで済みまして、「この人は俺の気持ちを分かってくれているな」と安心した気持ちでした。
本番も無事に成功、直後に飲んだビールは実に美味かったです
■ スピーチ前日から、本番に至るまでのお話しを聞かせてください。
前回と違って、完成した原稿が手に入りましたので、近藤さんの実演動画を参考に練習しました。とはいいましても忙しい合間を縫って、何度か読んでみたという感じですが。
当日は弊社の社員が十数人いましたが、その中の何人かは、前回私が失敗したときにも参加していた人間です。そんな彼らが、私がスピーチを結んで席に着いた時に「良かったですよ」といってくれたことは嬉しかったです。本番の直後に飲んだビールは実に美味かったことを覚えています。
結婚予定の社員は他にもいます。次回も近藤さんにお願いしたい
■ 前回と今回の一番の違いは何だったと思われますか。
前回はスピーチの組み立てだけは頭に入れていましたが、あまりにも準備不足だったと思います。今回は何よりも「その道のプロ」である近藤さんが後ろにいてくれましたし、そして何よりも「失敗はできない」という、いい意味でのプレッシャーがあったことが励みになったのではないかと感じています。前回の新郎新婦には悪かったですが、「失敗」も「肥やし」になったと思っています。
実は数ヶ月後にも、違う社員の結婚式スピーチがあります。次回もぜひ近藤さんに助けてもらいたいと思っています。
スピーチに臨まれる人へのメッセージ
■ この記事を読んでいる読者に対して、メッセージをお願いします。
スピーチの当日に使った原稿は、今でも大事に取ってあります。
私のような話し下手な人間でも、上手く人の力を借りることができれば、恥ずかしくない話ができると思います。どうか皆さんも無事に大役を果たした後は、美味しいお酒を飲んでください。
■ 本日は貴重なお話しをいただき、ありがとうございました。
※本インタビュー記事は、クライアント様の特別な許可を得て取材、構成したものです。
※紹介させていただいた、スビーチ本文における、個人的な事柄はー部割愛させていただき、クライアント様ならびに新郎新婦のお名前は仮名にしております。
※本サービスは、個人情報保護法を順守し、クライアント様の許可を得ていないスビーチ文章の引用や、エビソードなどの紹介はー切致しません。